第2回:短歌「冬から春ったら春」
短歌2回目です。8首です。未だにこれらを短歌と名乗って良いのか分かりません。仲間に入るべきなのかも分かりません。でもとても大切にしています。春になった気持ちで冬の事を考えるのも好きです。
かけぬけるおにぎり
2023.01.15
誰でも
寝る前に「おやすみ」と言う時の声 とろ~りとした灯みたい
冷凍庫の中から見た春 よりも天国の空 春ったら春
天国に地面は無いが春はある 少し浮いてる たんぽぽぽぽぽ
缶コーンスープに耳を傾けて 「「タスケテ」」 僕の声に似てない?
僕だってケーキの味を知ってればきゅうりを好物とは言わない
雪だるまになれた雪は天国に行けるらしいよ 人の形で
生活が集めてくるよ点々と お子様ランチの小さな旗
似ているね 雪とケーキの願望は 真っ白なまま透明になる
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